『家庭用蓄電池』が住まいにもたらす3つのメリット

スマートハウスを構成する3つの機器、皆さん覚えていますか?

主に「太陽光発電システム」「HEMS」、「家庭用蓄電池」。これら3つを設置している住宅のことをスマートハウスと呼びます。

これまでスマラボでは前者の2つについてよく取り上げてきました。太陽光を発電システムでエネルギーに変え、HEMSで消費電力量を見える化しながら省エネに努める、でしたね。今回は、3つ目の「家庭用蓄電池」が私たちの生活にもたらすメリットをご紹介します。

この「家庭用蓄電池」には、大きく3つの機能があります。

1)昼間に創った電気を貯めておいて夜に使う「グリーンモード」

2)災害によって電力不足で電力供給がストップしたときに、蓄電池に貯めておいた自家発電分の電気を使う「非常運転モード」

3)昼間に発電して余った電気を電力会社に売りながら、深夜電力を蓄電池に貯めて朝晩に使う「経済モード」

の3つです。それぞれ、詳しくご紹介します。

昼間に創った電気を貯め、電力自給率を高める。

そもそも、太陽光などの自然エネルギーに対する注目が高まったのは、石油等の化石燃料の枯渇がきっかけでした。一説では、人類が現在のペースで使い続ければ、石油はあと40年で失くなると言われています。

一次エネルギー国内供給の割合

一方で、自然エネルギーの供給量は、一次エネルギー国内供給全体のうちのわずか6%に留まっています。また太陽光発電による発電量は、転向や季節に左右されてしまうもの。特に夜間は、どうしても電力会社から電気を買わなければいけません。

“太陽光で発電した電気をもっと効率的に使わなければいけない” そのような背景から、家庭用蓄電池の需要は高まっています。一部の家庭用蓄電池には「グリーンモード」という機能があります。昼間に創った電気を貯めておき、夜に使う。それでも電気が足りないときだけ買うようにすることで、電力自給率を高めることができます。

グリーンモード

災害による電力供給ストップ時のライフラインにも

政府の研究機関の報告によれば、今後30年以内に大規模地震が起こる確率は、多くの地域で26%以上と言われています。マグニチュード9級の「南海トラフ巨大地震」が起これば、甚大な被害が出るという試算も先日発表されましたね。

30年以内の大地震確率

30年以内の大地震確率

家庭用蓄電池はこのような災害時にも活躍してくれます。仮に、災害によって電力不足で電力供給がストップしても、一部の家庭用蓄電池が実装している「非常運転モード」なら蓄電池に貯めておいた自家発電分の電気を夜でも照明やテレビなどの家電を使うことができます。

非常運転モード

安い深夜電力の有効活用で、光熱費がおトク

2011年夏は、東日本大震災以降の節電効果による使用電力量が減ったと言われています。しかし、実際は一昨年と大差がなく、節電活動が実を結んだとは断言できない側面があります。

昨夏の節電、本当の効果は?

昨夏の節電、本当の効果は?

この4月以降行われている電力料金値上げや消費税率引き上げを考えると、家計のムダはできる限りそぎ落としたいものです。

一部の家庭用蓄電池が実装している「経済モード」なら、太陽光発電システムで昼間に発電して余った電気を電力会社に売りながら、おトクな深夜電力を蓄電池に貯めて朝晩に使うことができます。

経済モード

家庭用蓄電池の魅力、お分かりいただけましたか?

家庭用蓄電池は、小型化や効率性の向上、環境性の高度化が進み、私たちの住まいにより身近なものになりつつあります。スマートハウスを建てられる際には、「太陽光発電システム」、「HEMS」とあわせて、ご検討されてはいかがでしょうか。

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