スマートハウスをもっとかしこくする「エコアイデア商品5選」

これまでスマラボでは、太陽光パネルやHEMS、家庭用蓄電池などの設置を家庭できるエコな方法として推奨してきました。今回はより取り組みやすい方法として、家庭で使いたい『エコアイデア商品』を5つご紹介します。

ご紹介するにあたり、今回は雑誌「日経エコロジー」が実施した「エコ商品実力ランキング」の中から、スマラボ編集部が独断で商品を選定しました。スマートハウスに住んでいる、もしくは住み替えようと考えている方には、ぜひ機器とセットでそろえていただきたいアイデア商品ばかりです。

LED電球

エコ商品実力ランキングで栄えある首位に輝いたのが『LED電球』です。LED電球とは、発光ダイオード(LED)を使用した電球のことをいいます。蛍光灯や白熱電球といった従来型の照明器具と比較した場合の特徴は、「長寿命」「低消費電力」「高価格」などが挙げられます。

LED照明推進協議会によりますと、白熱ランプの寿命が約1,000〜2,000時間、蛍光ランプが約6,000〜12,000時間に対して、LEDは約40,000時間だそうです。また、歩行者用の信号機で比較した場合、光源の消費電力が60Wに対して、LEDは12W。1機当たり48Wの省エネが図られます。

2011年6月には電球市場におけるLED電球の割合が43.5%となり、月間で初めて白熱電球を上回りました。さらに経済産業省が2012年までに白熱電球から電球形蛍光ランプなどへの切りかえを推進する方針を打ち出したことにより、さらにその普及は進んでいるものと思われます。

最近では、参入障壁が比較的低いためかLED照明市場が急速に拡大し、商品や価値がすでに飽和状態にあるのではないかという懸念もあり、スマートフォンから明るさや色を操作できる電球を発売するなど、メーカー各社による激しい競争が一部で見られるようになってきました。

(参考)環境配慮の次世代照明『LED』電球の正しい選び方

 

電気自動車

ランキング上位に多くの車種がランクインしたのが『電気自動車』。スマラボでもその役割や意義については多くご紹介してきました。

電気自動車はいわずもがな家庭などで貯めた電力で走行することにより、走行時にCO2や排ガスを出さないクルマのこと。2010年頃から電気自動車の量産化が始まるなど、普及が開始したことから、この年は「電気自動車元年」とも呼ばれました。

これまでの普及状況としましては、2011年度末の時点では、電気自動車のみで17,897台、ハイブリッド車などをあわせた合計台数でも653,687台(一般社団法人 次世代自動車振興センター「電気自動車等販売台数統計」平成23年データより)。

電気自動車が抱える、求める航続距離に対する充電時間の長さというクルマ本体に関する課題、充電所の数というインフラ面に関する課題の解決に向けて、自動車メーカー各社は取り組みを行っています。

(参考)スマートシティー化に欠かせない「電気自動車」のいまを知る。
(参考)「走る電源」?移動手段だけじゃない、電気自動車の新たな役割とは

 

エネループ

『エネループ』は2005年当時、三洋電機社が発売した商品の商品名ですので、正確にはニッケル・水素蓄電池と呼ぶのがふさわしいかもしれません。ちなみに三洋電機のパナソニックグループへの移行に伴い、2013年4月移行発売された新モデルからは「充電式EVOLTA」への名称を変更しています。

エネループのコンセプトは「使い捨てない電池」。モデルによりますが、約500〜5,000回の繰り返し使用が可能だそう。さらに、充電後の自然放電を抑制することで、満充電してから1年後の残存容量が約90%、5年後でも約70%を実現。使いたいときにすぐ使えて、さらにエコロジー、経済的な蓄電池です。

筆者もエネループを使っていますが、非常に便利です。蓄電池を4つ買い、2つ使いながら、2つはエネループで充電しておく。文字通り、電池の“ループ”を繰り返すことで、使い捨ての電池を買うことがなくなりました。回数が積み重なっていくうちに、節約できていることを実感しています。

時短洗剤

ランキング11位の「アタックNeo(花王)」、17位の「トップNANOX(ライオン)」、これはただの洗剤ではありません。洗濯する時間を短縮してくれる『時短洗剤』です。

アタックNeoを例にとりますと、独自の環境技術から生まれた新洗浄成分がすばやく泡切れして、センイに残りにくいので、すすぎ1回を可能に。すすぎ1回に変えても、従来洗剤で2回すすぐのと変わらず、すっきりすすげるそうです。これによって、洗濯する時間を短縮することができます。

さらに、洗濯1回につき節水量が約4~57リットル、節電量が約9~20Whだそうです(全自動縦型洗濯機使用時)。水道代、光熱費も節約することができますね。

最近では自動型洗濯機の「スピードコース」でも十分に洗える進化版も登場しているようです。家事に育児に専業主婦や、忙しい共働き主婦の方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

電動アシスト自転車

最後は、ランキング12位の『電動アシスト自転車』です。電動アシスト自転車とは、モーターにより人の力を補助する自転車のことで、搭乗者がペダルをこがなければ走行しません。モーターのみで自走可能な電動自転車とは正確には異なります。

電動アシスト自転車は、一般的にアシスト走行の距離で価格が決まるそうですが、最近はどんどん進化しているようです。最新モデルの製品では、40〜60 km台と従来よりも1充電あたりの走行距離を伸ばし、長距離通勤、通学をするひとがいる家庭などで重宝されているようです。

また最近では、もっと“楽しくおしゃれに乗りたい”という、特に女性ユーザーのニーズに応えた商品もあるようで、ファットタイヤや太いフレーム、バスケットなどが“ゴツかわいい”、小径モデルもあるのだとか。

スマートハウスをもっとかしこくする「エコアイデア商品5選」、いかがでしたか。スマートハウスへの住み替えと並行して、ご利用を検討してみてください。

出典『日経エコロジー』2012年12月号

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