スマートハウスの実力を調査

電気を創り、蓄え、効率的に使うことで、節電・節約に貢献する「スマートハウス」が、実際にどれほどの効果をもたらしているのかを確かめるべく、積水化学工業が調査を行いました。

[調査概要]
※1 公開する数値は、実際のスマートハイム入居者の発電電力量&総消費電力量データから、ランダムに2000人を抽出し、平均値を日別換算。その平均値×12万4413棟(セキスイグループのソーラー建設棟数)で試算した数値となります。
※2 上記条件でピーク時(12-15時)の1時間あたりを算出した数字

どれほど節電できたのか?

その結果、1日平均で、発電量は1,894MW(メガワット)、そのうちの約39%にあたる741MWが家庭で消費され、残りの約61%にあたる1,153MWが余剰電力として電力会社に売電されたことが分かりました。

1日平均の節電効果

また、電力需要がピークを迎える午後の3時間(12時から15時の間)に限れば、1時間あたりの発電量は225MW。そのうちの約35%にあたる79MWが家庭で消費され、残りの約65%にあたる146MWが売電されました。

ピーク時の節電効果

「1時間あたり146MWが売電された」と言ってもあまりにも規模が大きいので、身近な家電の省エネ行動で表してみましょう。

例えば、700Wの「冷房」の場合、設定温度を1℃上げると、70Wの電力消費量を削減することができます。つまり、12万4413棟のスマートハウスで、1時間につき、エアコン約209万台の省エネ行動を行った計算になります。さらにもう一つ。32型の「テレビ」の場合、電源を切ると、200Wの消費量を削減することができます。つまり、1時間につき、約73万台で省エネを行ったことになります。

自家発電量や電力消費量は、その日の天気や気温に影響を受けます。例えば、雨の日で日射量が少なくなれば、その分発電量は少なくなります。また、気温が上がれば、エアコンなどの使用量が増え、電力消費量もその分増えます。ですので、調査結果は実施する年や季節によって変動します。

しかし、スマートハウスの節電効果はお分かりいただけたのではないでしょうか。では、「この節電が家計の節約にどれほど貢献するのか」「スマートハウスを建てるためのコストに見合うのか」について知りたい方は、次の記事をご覧下さい。1年あたりの経済効果や損益分岐年数の目安がお分かりいただけるかと思います。

太陽光発電の損益分岐点 2012年版「太陽光発電は、何年で“もと”がとれるの?」

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